それは、2次元バーコード(通称:QRコード)の勉強をするという話でした。
QRコードとは、バーコードの10倍以上の情報量を詰め込むことのできる、日本で開発された新型のバーコードです。
最近では、携帯電話での認識が可能になり、広告やキャンペーンなどに用いられるようになっています。

何でも最近、得意先からQRコードを商品に入れて欲しいと言われたらしく、言われるがままに会社での導入を進めているらしいのです。
で、そのシステムの導入に60万円ほどかかるそうで、どうにか安くしたいので知恵を貸して欲しいとのことでした。
ただ、俺もそれほど知識があるわけではないので、何ともいえない状況でした。
その場ではひとまず昨日は本を買って勉強することを言い渡され、これ以上仕事が増えるとホームページが進まなくなるなぁと憂鬱な気分になっていました。
そもそも、会社の役に立たないSEが社長から勉強するように言われたにもかかわらず、まったくやらないせいで俺に仕事が回されてきた形です。
俺にとってはいい迷惑です。
まぁ、時代の最先端の技術をタダで勉強できるから…と前向きに考えることにしました。
そして今日、新事実が発覚しました。
それは、会社にあるグラフィックセンターでQRコードの作成は終了しており、いつでも商品に印刷できる状態にあるという衝撃の事実でした。
それにもかかわらず、社長は俺に何を求めて勉強しろと言っているのか…?
昨日の社長の話では将来の展望も、導入の目的も全く理解できないまま言い渡された今回の仕事が、どういった方向に進むのかさっぱりわからなくなってきました。
QRコードを使って在庫管理やデータベース構築をするのに60万円の費用がかかるのかと思いきや、どうやら社内で作れるQRコードをわざわざ社外に発注してシステムを購入するような話に聞こえてきました。
全く何を考えているのかさっぱりわからず、途方に暮れますね。
この一件で改めて感じたのは、どんなことをやるにしてもしっかりとした分析を基に、その技術の最大限の可能性を考えて導入しないと必ず失敗するということですね。
とりあえず、この件に関しては来週届く予定の3冊の関連書を読んで、しっかりとした知識をつけようと思います。
Tomo






